渡り蝶・アサギマダラ (2)
姫島が拠点ルート・新たに幼虫発見

渡り蝶で知られる「アサギマダラ」が、大分県姫島村のみつけ浜に自生する「スナビキソウ」
(海浜植物)に群がり、優雅に飛び交っている。 
飛来数は昨年の数百匹に比べ今年はやや少ないが、渡り蝶の飛来地としては県下では最大の移動ルートの拠点地となっている。
姫島村の漁業・中城信三郎さん(69歳)はすでに7年前から漁業の傍ら、海を渡るアサギマダラを確認しており、このほど島の「比賣古曽神社」横の「キジヨラン」(カガイモ科)にアサギマダラが産卵したとおもわれる幼虫を発見、アサギマダラのマーキング(移動ルートの日付けを羽根にしるしをつける作業)に訪れた大分農業・文化公園・花昆虫館の三宅武らによって確認された。
アサギマダラはヒマラヤ地方から、東南アジア・台湾・そして日本各地に広く分布しているが、
繁殖場所や移動ルートは多くの謎につつまれている。 学会のアサギマダラプロジェクトによると、1~2ヶ月をかけ、3百キロから6百キロもの長旅をすることが、各地の記録とともに分析され、研究資料となっている。
姫島村ではアサギマダラが集まるスナビキソウの保護育成をはかるため、繁殖用の苗圃が設けられ、自然観察地としての体制整備がすすめられている。

c0009927_15111529.jpgアサギマダラ幼虫
姫島村、中城信三郎氏により発見 
撮影H17.6.4 山本聡明
(本邦初公開)


c0009927_15131496.jpg

c0009927_1514789.jpg
c0009927_1515796.jpg
スナビキソウ(海浜植物)
大分県では姫島にしか自生しないようである



c0009927_15182934.jpg
東京大学付属病院第二内科・栗田先生によるマーキング
[PR]
by umi-atorie | 2005-06-07 13:41 | 自然 | Comments(5)
Commented by K国 at 2005-06-11 08:13 x
綺麗な蝶ですね
綺麗なままでいつの間にか居なくなる昆虫の不思議ですね
醜くなってもシブトイ、、、、、、、文章が、、、ノーミソが
葛藤している、ヤッパシ書けない
世界平和のため勇気を持って撤退、、、美味しいコーヒー飲む為に
Commented by アトリエ at 2005-06-11 17:53 x
いえいえ、ヨーロッパのロマンチックな旅から帰ったばかりなのに、コメントありがとうございま~す。
おみやげ話、楽しみにしています
Commented by アトリエ at 2005-06-12 17:52 x
11日の大分合同新聞に「渡り蝶が飛来」と大きく載っていたとTELがありました
このブログは、新聞より、学会より情報が早いとほめられましたが
幼虫が見つかったことは、まだ未発表のようです
Commented by 栗田昌裕 at 2006-06-28 01:42 x
標識中の写真を撮影していただき、1年が経過しました。2006年は、2005年より遙かに多くのアサギマダラに標識ができました。その結果、群馬県を含む四県で再捕獲されました。姫島のアサギマダラはますます面白くなります。
Commented by アトリエ at 2006-06-30 08:40 x
コメントありがとうございます
恐縮です

今日30日夜7時半、NHK金曜リポートという番組で、
「海を渡る謎のチョウ・アサギマダラの魅力」と題して放映されます
九州沖縄のローカル番組のようですが、楽しみにしています
<< 競輪場 「謎の渡り蝶 姫島に飛来」 >>