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「お茶屋 お福」
5年位、三味線を習っていましたが、お師匠さんが高齢の為、教室を解散することになり、解散会が「お福」でありました
もともと三味線を習い始めたいきさつは、聴潮閣の高橋鴿子さんが「芸者も文化」と提唱して、オンパクの中で「芸者遊びのすすめ」というプログラムを企画、主催していたのに賛同し、
別府の芸者は絶滅しそうだということで、もうこの歳ではすべてを修行するのは無理なので
それぞれが半人前でもどうにかなると、芸者修行に励んだのです
私は子供の頃お琴をしていたので、三味線ならできるかも知れないと思ってすぐに習い始めたのに、後で分かったのですが他は誰もやっていなかったのです
いくら別府でも芸者の年齢制限はもうとっくに越しているのですが
「芸者も文化」という高い理念(?)を持って始めたのですが、教える方も教わる方も年齢の壁は高かったようです 端唄小唄の先生は別府には一人しかいませんでしたので

ところでこの「お福」はお茶屋なのでお座敷でお料理を楽しめます
ご用命があれば、楽譜持参で三味線をひきにいく事もできます
そんな奇特な方がおりましたらご連絡ください
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by umi-atorie | 2015-10-25 11:18 | Comments(0)
竹田アートカルチャー
「竹田アートカルチャー」に行ってきました
建築家の中村好文さんの講演会が夜だったので一泊の予定で行きました
竹田に移住した竹工芸家の岩田さんに教わった山越えの道で、
岩田さんのメモと、新しく使い始めたipadを頼りに、初めての道に挑戦してみました
時間はたっぷりあったので、快晴の景色を楽しみながら
竹田に向かいました
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さすがに名水がいくつもありました
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滝はほんの少ししか見えませんが
今はもうなくなってしまいましたが、思い出のある六本木「麻布狸穴(まみあな)そば」を思い出して、
思わず車を止めてしまいました
ここは本当に狸の穴があるような場所でした
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竹田駅前には朝倉文夫の作品がありました
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講演会のあとは、別府から来た若い仲間たちと合流して食べ会、
その後はシンプルモダンなバーで、飲み会・・・

次の日是非行きたかった、岩田さんや中臣一さんの工房のある竹田総合学園
廃校になった学校と言ってもとてもモダンな学校です

ランチはやっぱり行きたかった「リカド」です
ここの内装は偶然ですが、空間デザイナー東野唯史さんだそうです
お料理は、とっても美味しかったし、お店も素敵でした
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ずーっと案内してくれた岩田さん 本当に本当にありがとう
竹田の街が好きになりましたよ

ところで帰り道も、行きとは違う山越えの道で帰ってきたのですが、秘湯などの寄り道をして、
すっかり日が暮れて暗い中で、大きな鹿に遭遇しました
車のすぐ前を横切って、危なかったです
やっぱり九州は、まだまだ自然が残っている実感がしました
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by umi-atorie | 2015-10-06 21:58 | Comments(0)
東京青山表参道「大坊珈琲店」
今発売中の月刊誌「dancyu」の10月号に
青山表参道の「大坊珈琲店」のことが載っていました
一昨年の12月、ビルの老朽化のために閉店するまで
38年間続いていたお店です
向田邦子が亡くなる何年か前に、
雑誌に、自宅近所の素敵なお店ということで紹介していたのを読んで、私は探して行ったと記憶しています 
その後、向田邦子が飛行機事故で亡くなられたのは本当に驚きました

濃い目の珈琲が好きな母を連れて行ったのも30年以上前のことです

私が九州に暮らすようになってからも東京に帰った折には時々通っていました
東京に帰ったある時、母に大坊珈琲店に連れて行ってほしいと言われ
歩いて行くには、もう母はちょっと無理なのでタクシーでワンメーターで着きました
一緒にお店に入ると、マスターとにこやかに話し始めるではないですか
え~ぇ!! ずーっとずーっと、マスターと挨拶以外、話したことなんかなかった私は驚きでした
母は、私のいない間にも、ときどき通って、ちょっと濃い目の珈琲を楽しんでいたようです
二階の入り口までの狭くて急な階段を、後ろから母のおしりを押して登りました
この階段が登れなくなったらもう来られないねとマスターに言うと
おんぶしますと言ってくださいましたのに
母はまだどうにか歩けますのに、お店のほうがなくなってしまいました


早い時間に店に行くと、手作りの回転式ロースターを手回しで煙を立てながら焙煎していたことや
生豆を竹のザルに広げて丁寧に豆を選っていたこと、
ネルドリップで前かがみになって一心に珈琲を点てる姿
すべてが無言の儀式のようでした

お知らせを頂いて読んだ誠文堂新光社「大坊珈琲店」を一気に読ませて頂いて
一地方のささやかに営む喫茶店ではありますが
どこかのだれかの心の片隅にこんな店があったと思い出される店になれればいいなと思いました
喫茶店の存在価値とかあり方とかいろいろ考えさせられました
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7~8年前の写真です
まだ大坊さんも髪が真っ白ではなく
母もこんなに楽しそうに笑っている写真はないぐらいいい笑顔です
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by umi-atorie | 2015-10-01 22:37 | Comments(1)