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野々下一幸 箸
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昨日、大分わさだタウンの近くにあるギャラリーカフェ「風じん雷じん」に竹の作品展を見に、初めて行ってきました
カフェで、珈琲と小さな食事をたのみ、出された箸を持った途端
「野々下一幸の箸だ」とつぶやいてしまいました
野々下さんの箸は持っただけで分かります
使ったらもっと分かります
節のところで切るのも野々下さん独特ですが見ただけではすぐには分かりませんでした
もう亡くなってしまった野々下さんに偶然お会いしたような嬉しさでした
ママさんになぜわかるのですかと訊かれたので
自称ですが野々下さんの二番弟子でした と言ってしまいました
一番弟子はまぎれもなく高見八州洋ですが
二番弟子の定義は二番目に習ったというだけです
決して出来のいい順というわけではありません
だいいち自称です
ともあれ、作り手の顔が見える暮らしの道具は、やっぱりあったかいです

我が家には直径48センチの野々下さんの名作亀甲籠があります
叔母の家の茶室に置かれていた籠は
叔母が亡くなった後、飴色になって戻ってきました
我が家の亀甲籠は日光がサンサンと当たるので白くなってしまっていますがしっかりしています
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by umi-atorie | 2015-11-02 17:37
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